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「みらいねっとフォーラム2019  女性の貧困こそが『国難』」が開催されました。

 3月3日(日)、県内36の女性団体のネットワーク組織である福岡県男女共同参画推進連絡会議(愛称:ふくおかみらいねっと)のみなさんによって、「みらいねっとフォーラム2019 女性の貧困こそが『国難』」がクローバープラザ(春日市原町3-1-7)にて開催されました。県内各所から200名を超す方々が参加されました。
ふくおかみらいねっとのご紹介


 今年度、ふくおかみらいねっとのみなさんは11月19日に小川洋福岡県知事と意見交換を行いました。それにあたり、会員団体へ関心の高い問題を集約したところ「女性の貧困問題」が最も関心が高く、小川知事との意見交換会でも女性の貧困についての意見を述べられました。
(その様子はこちらの記事をご覧ください!)

 その後、女性や子供の貧困についての学習会を開催し、みらいねっとフォーラムにおいても女性の貧困について理解を深める場にすべく、準備されてきました。

 
開会に先立ち、まずはじめに、ふくおかみらいねっとの石内絵衣子会長(福岡市七区男女共同参画協議会)より、主催者挨拶がありました。石内会長は、「今年度ふくおかみらいねっとでは、あらゆる世代での女性の人権問題の一つとして、女性の貧困についての事業を行ってきました。本日講師の大沢真理さんのお話を聞いて、学んだことを次の活動につなげていきたいと思います」と述べられました。


 また、来賓の小川知事より、「みらいねっとフォーラムはもとより、毎年11月に開催しております「あすばる男女共同参画フォーラム」における啓発活動やDV被害者の支援など、男女共同参画の推進に積極的に取り組んでおられます。会長をはじめ、会員の皆様の御熱意と御尽力に対し、改めて敬意を表し、感謝申し上げます。 少子・高齢化が進む中、地域が活力を維持し発展していくためには、女性の感性や発想を、社会として今まで以上に生かしていくことが求められています」とのご挨拶をいただきました。

 講演では、大沢真理さん(東京大学社会科学研究所 教授)による「女性の貧困こそが『国難』」が行われました。社会保障制度改革を行うために必要な事項を審議するため、内閣に設置された社会保障制度改革国民会議が、2013年に提出した報告書には、「男性稼ぎ主」を前提とする生活保障の1970年代モデルから、全世代対応型の「21世紀日本モデル」の制度へ改革することが喫緊の課題であると明記されています。講演会では、日本の税・社会保障制度と「女性の貧困」に関して解説いただきました。




また、会場ではふくおかみらいねっとの皆さんが
継続して取り組んでいるDV被害者支援活動として、パープルリボンピンバッジや東日本大震災被災者支援にもつながる桑チョコの販売を行いました。会場を訪れた多くの方が、購入されていました。
(販売で得た利益は、福岡県を通してDV被害者支援に取り組む団体に寄付されます。)





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